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展示作品より

春季特別展「四季を彩る、装いと花」展示品の中から、山田秋畝「貝合せの図」をご紹介いたします。

平安時代から伝わる貝合せの遊びの様子を描いた本作。

左上の女の子は、視線を下げて貝殻を重ね合わせ、ペアかどうか確かめています。

3人ともあでやかな着物を身にまとい、家柄の良さが伺えると同時に、内面の優美さが品の良さが感じられますね。

中央の女性の絞りの着物は、江戸時代にぜいたく品として禁止令も出たというほど。

実際の作品をご覧いただくと、細かく丁寧に描かれた着物の柄につい見入ってしまいます。

ぜひ間近でご覧くださいませ。皆様のご来館をお待ちしております。

★次回の学芸員による特別展の展示解説は明日の9日(土)14:00~です。

 予約不要ですのでお気軽にご参加ください。



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