

春季特別展「春爛漫(らんまん) 愛(いと)し、舞う風 花の宴(えん)」
春季特別展 「春爛漫(らんまん) 愛(いと)し、舞う風 花の宴(えん)」 平成30(2018)年 3月16日(金)〜6月10日(日) 四季の中で日本人が愛してやまない季節、春。草木は芽ぶき、多くの花が咲き、徐々に新緑がまぶしい季節へと移り変わります。日本画の世界では「花鳥風月」をテーマに、画家が各々の思いを絵筆に込め、自然の魅力を表してきました。
本展では、花に集う虫や鳥、花を愛でる女性たち、桜やスミレなどの可憐な花から、牡丹や芍薬などの大輪の花まで、春を彩る日本画約40点を展示します。
美人画では、東西の美人画の巨匠・上村松園と鏑木清方、松園と同じく女性画家の伊藤小坡(しょうは)、3人それぞれの魅力を紹介します。松園の師匠・鈴木松年(しょうねん)や、清方の弟子・伊東深水(しんすい)の人物画も並び、師弟の共演をご覧いただけます。
また、京都・四条派の塩川文麟(ぶんりん)や幸野楳嶺(こうのばいれい)の流麗な描線による生物、堂本印象や小野竹喬(ちっきょう)の色彩豊かな風景、佐藤太清(たいせい)や徳岡神泉(しんせん)ら文化勲章作家による華麗